ミライルはINfuse AXスキャナーで帳票を集約するサブスクリプションサービス「CandS」を開始
- INfuse
- クラウド
- 帳票
CandSは、コダック アラリスの「INfuse AXスキャナー」によって、支店や店舗、工場などで使用する帳票を、スキャンするだけでクラウド経由で本部に集約できる、サブスクリプションサービスです。コダック アラリスのスキャナーが備える「パーフェクトページテクノロジー」や、クラウドへの送信機能、設置の簡単さ、スキャナーの集中管理ソリューション「IMS」で、積み重なる手間を大幅に削減できます。
株式会社ミライル
ITソリューション事業本部
DX事業部 課長
稲葉 大介 様
「CandS」の特長
- 高画質でスキャンし、紙の表裏・向き・傾きの補正、書類サイズに合わせた切り出しなども自動で処理
- 帳票をスキャンすると自動的にクラウドにアップロード
- 設定もクラウドから一括管理。ローカルでの設定管理は不要
- スキャナーもサブスクリプションで提供。初期設定も社内ネットワークにつないでQRコードをスキャンするだけ
郵送やFAXでの帳票集約の課題を解決
支店や店舗、工場などがいくつもある企業では、各拠点から本部に帳票を集約するのに、郵送やFAXを使っているケースも多いと思います。しかし郵送では郵送費の問題や紛失リスクなどの、FAXでは画質の粗さや帳票の表裏や向きを揃える必要性などの課題があります。また、対応漏れがないか確認作業に工数がかかったりします。
CandSでは、この問題をスキャナーを使って一気に解決します。各拠点にコダック アラリスのINfuse AXスキャナーを設置して、帳票をスキャンすると画像データが直接、本部の用意したクラウド上の領域にアップロードされます。本社では、各拠点から送られた帳票の画像データを、専用ソフトで自動ダウンロードし、それを元に帳票を処理します。
クラウドにはAmazon Web Service（AWS）のインフラとサービスを利用し、高いセキュリティ水準を守っています。データの取り扱いについても、AWSの協力のもとに設計し、本部が画像データをダウンロードするためのプログラムをエンドユーザーごとに用意して設定することなどによってアクセスをコントロールしています。
CandSによって、郵送やFAXでの帳票集約におけるタスクが大幅に減少し、本部はデータそのものの入力や処理に注力できます。
積み重なる細かな手間を削減するパーフェクトページテクノロジー
コダック アラリスのスキャナーに搭載されたパーフェクトページテクノロジーは、高画質を実現するとともに、帳票のスキャンにともなう細かな手間を削減します。
たとえばスキャンするときに斜めに置かれた傾きを検出して自動的に真っすぐに補正します。また、縦横が違っても、活字の向きを認識して自動で回転して補正します。そのほか、サイズの異なる書類を混在してスキャンしても、書類サイズに合わせて画像を切り出してくれます。1つ1つは小さな手間ですが、多くの枚数を処理すると積み重なって大きな手間となります。それをまとめて削減します。
スキャナーもサブスクリプションで、つなぐだけで利用可能
CandSは、初期費用0円（月額費用）で使えるサブスクリプションサービスです（契約期間は1年）。スキャナーもサブスクリプション料金の中での貸し出しにより利用します。面倒な資産管理せずに導入でき、万一の故障時には交換保守対応が可能です。
またINfuse AXスキャナーは、PC接続やドライバーなどは不要で、社内のWi-FiやLANなどの通信環境があればすぐに利用可能です。INfuse AXスキャナーはエンタープライズグレードのセキュリティ機能を備え、電子化されたデータは、データ信号とスキャナー制御の信号を分離するセキュアな転送により機密コンテンツを保護し、安全にクラウドへと送信されます。
初期設定も、送付時に同梱された1枚のシートに印刷されたQRコードをスキャンするだけで完了し、エンドユーザーのトレーニングは不要です。
さらに、スキャナーの設定管理は、クラウド上にあるコダック アラリスの「IMS（INfuse Management Software）」で一括管理します。IMSは、デバイス全体の管理、ワークフローのセットアップ、デバイスの構成、ライセンスの割り当てを実行・管理するソフトウェアです。スキャン設定はIMSで集中管理し、それを各拠点のスキャナーに反映するため、各拠点では何も作業が必要なく、本部でも設定変更などのたびにエンジニアが現場訪問する必要がなくなります。